2015年8月18日(火)
墜落はMH60ヘリ
沖縄事故 在日米軍司令部が正式回答
在日米軍司令部(東京都)は17日、沖縄本島のうるま市沖で12日午後に墜落した米軍ヘリについて、米陸軍の特殊作戦ヘリ・MH60Mブラックホークであることを認めました。本紙の質問に回答したもの。これまで、同司令部は事故機の機種について、「H60」としか明らかにしていませんでした。
また、所属は米ケンタッキー州フォート・キャンベルの第160特殊作戦航空連隊(SOAR=通称ナイト・ストーカーズ)だとしています。在日米軍司令部は、「彼らは沖縄に所属しているのではなく、(米本土から)訓練のために来た」と述べています。事故機とみられるMH60Mはこれまで、沖縄や米海軍厚木基地(神奈川県)でも目撃されています。米軍が日米安保条約に基づく基地の自由使用権を行使して、日本全土で、わが物顔で訓練を繰り返している実態が浮き彫りになりました。