「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年8月14日(金)

沖縄 怒り広がる

沖国大事故11年で「集い」 「また墜落」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 2004年に沖縄国際大学構内(宜野湾市)に米軍ヘリが墜落した事件から11年の13日、墜落現場のモニュメント前で大学主催の「普天間基地から沖縄を考える集い」が開かれ、大学の教職員や学生、OBらが参加しました。

 大城保学長は、「われわれが不安に思い、恐れていた米軍ヘリ墜落事故がまた起こりました」と12日の、うるま市伊計島沖の米軍ヘリ墜落事故にふれ、「オスプレイ機が騒音と低周波を発しながら普天間飛行場を基地にして県内上空を飛行すれば大惨事になる墜落事件の恐れがいつもあります」とのべました。

 また、大城学長は「県民の強い反対を受けてもなお、辺野古の新基地を続けようとする日本政府に対する沖縄県民の不信は増幅するばかり」とのべ、普天間基地の即時閉鎖を要求しました。

 集いでは産業情報学部企業システム学科3年の女性らが意見発表をしました。女性は、11年前に沖国大で何があったかを詳しく紹介し、「日常の中に、墜落という事故がいつ起こるのかわからないという不安を抱えながら、生活しているのが沖縄の実情です」とのべました。

 11年前の墜落事件では、機体は炎上して大破。沖国大本館が使用不能になり、大学の機能がマヒする事態に陥りました。

 沖縄では、やまぬ米軍ヘリ墜落に県が原因究明と再発防止を要求、県民が抗議のデモをするなど怒りが広がっています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって