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2015年8月9日(日)

障害者の発達保障と憲法の関係学ぼう

全障研全国大会始まる

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(写真)全障研全国大会のオープニングを飾った岐阜の郡上踊り=8日、岐阜市

 いのちと平和、発達保障と共生社会をテーマに、全国障害者問題研究会(全障研)の第49回全国大会が8日、岐阜市内で始まりました(9日まで)。全国から障害者や関係者ら2500人が参加しました。

 荒川智全国委員長はあいさつで、日本が昨年、障害者権利条約を批准したことにふれ、今国会で戦争法案の成立を狙う安倍政権は、「同条約の理念とは正反対の方向に突き進もうとしている」と強調しました。

 妹尾豊広常任全国委員が基調報告。「障害者の権利保障、発達保障の課題と憲法の平和主義・基本的人権・民主主義との関係を深く学び、憲法を生かしていこう」と呼びかけました。

 「子ども・子育て新制度と障害児」をテーマに近藤直子日本福祉大学教授が重点報告。保育制度に利用契約制度を導入した「子ども・子育て支援新制度」の企業参入の問題点や障害児のための福祉制度に発達保障の視点が欠けている問題を指摘しました。

 ジャーナリストの斎藤貴男さんが記念講演しました。

 岐阜市近郊を拠点に、障害のある若者が参加する「劇団・ドキドキわくわく」が豊かな愛と性を学ぶ日常を演じ、会場を沸かせました。


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