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2015年8月3日(月)

リニアで景観壊れる

本村・島津議員ら懇談 住民が不安訴え

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(写真)リニアルート予定地で地元住民の案内を受ける(前列左2人目から)本村、たけだ、島津の3氏 ら=1日、岐阜県可児市

 日本共産党国会議員団「リニア中央新幹線プロジェクトチーム」(責任者=穀田恵二衆院議員)は1、2両日、岐阜県入りし、可児、多治見、瑞浪、恵那、中津川の5市で本線、関連施設の予定地をめぐりました。住民らと懇談し、「声を国会に届ける」と激励しました。

 本村伸子、島津幸広両衆院議員と両氏秘書、辰巳孝太郎参院議員秘書や、たけだ良介参院比例予定候補、高木光弘同岐阜選挙区予定候補らが参加し、各地で党市議が案内しました。

 リニア新幹線は、可児市の“美濃焼の聖地”を分断する形で地上を通ります。窯を守る大萱地域の有志は「陶器の絵にも描かれる所。景観を壊さないで地下に」と口々に訴えました。同地区の久々利自治連合会の田口誠一会長は、橋脚を少なくするなど具体的な提案をしていると説明しました。

 多治見市大針町にはリニア専用の変電所と非常口が造られます。住民からは電磁波の身体への影響や、交通事故が多い道路に工事車両が増える問題が指摘されました。

 瑞浪市では湿地に生える希少種への影響や、日本最大のウラン鉱床にトンネルが当たらないかなどの不安が出されました。

 恵那市の女性は、脊髄の病気でペースメーカーより電磁波に敏感な機器を体に入れていることを紹介。「家の真下を通る。電磁波の影響は避けられない」と語りました。工事認可前に発表されていなかった巨大な変電所予定地も見学しました。

 中津川市では立ち退きを迫られている住民と懇談しました。

 3日は、中川ゆう子県議も加わり、県恵那事務所や中津川市役所を訪問し聞き取りをする予定です。


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