「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年8月1日(土)

翁長知事「法的瑕疵」伝達

菅長官に 埋め立て問題で

東京で会談

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 沖縄県の翁長雄志知事は31日、菅義偉官房長官と首相官邸で会談しました。

 翁長知事は、米軍普天間基地(同県宜野湾市)に代わる名護市辺野古の新基地建設をめぐり、仲井真弘多前知事による辺野古の埋め立て承認について県の第三者委員会が「法的瑕疵(かし)」を指摘した報告書を説明。その上で「法律的な瑕疵があるということで、これをベースにしながら、これからいろいろ議論したい」と伝え、承認の取り消しを強く示唆しました。

 これに対し、菅長官は「それは承知しているが、今日までの経緯を踏まえながら、話し合いを続けていこう」と述べ、政府として協議継続を求めました。

 翁長知事はまた、防衛省沖縄防衛局が新基地建設に伴う一部護岸の設計図を県に提出したことに対し、「再考してもらいたい」と述べ、いったん取り下げるよう要請しましたが、菅長官は難色を示しました。

 沖縄振興費について翁長知事は、2016年度予算編成でも引き続き3000億円台を確保するよう要望。また、両者は8月7日に安倍晋三首相が翁長知事と会談する日程も確認しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって