2015年7月24日(金)
沖縄・石垣 辺野古新基地建設中止求め
八重山郡民大会に300人
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「辺野古新基地建設中止を求める八重山郡民大会」が22日、沖縄県石垣市の大浜公民館で開かれました。大会は、「『安保関連法案』は、真っ先に沖縄が標的の島になる危険性があり、またしても沖縄を『犠牲』にしようとするもの」と抗議し、「辺野古新基地建設、石垣島への自衛隊配備、平和安全保障関連法案」に反対する決議を採択しました。約300人が参加しました。
「辺野古新基地建設中止を求める八重山の会」の慶田城用武(けだしろ・ようたけ)共同代表が「安保関連法案廃止に向けた取り組み、石垣で自衛隊基地をつくらせないたたかい、辺野古基地をつくらせないたたかい、この三つがある。何があっても負けるわけにはいかない」と開会あいさつしました。
入嵩西整(いりたけにし・ひとし)共同代表は、「安保関連法案が強行されたように、辺野古も強行されようとしている。自衛隊も辺野古の基地もいりません」と訴えました。
高嶺善伸県議は、県議会で可決した県外土砂規制条例について報告。沖縄「建白書」を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議の大城紀夫共同代表は、辺野古基金の到達と使途について報告し、8月に全国紙、地方紙に辺野古新基地反対の広告を掲載する方針を明らかにしました。
与那国町、竹富町、石垣市の各代表が決意表明。石垣市の東山盛敦子さんは、政府は殺し殺される戦争をつくり出そうとしていると、安倍政権の暴走を批判しました。