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2015年7月23日(木)

戦争法案27日 参院で審議入り

28・29日に特別委、全会派参加

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 参院の野党国対委員長会談が22日午後、国会内で開かれ、与党と交渉していた民主党の榛葉賀津也参院国対委員長が、戦争法案を審議する特別委員会の設置や、法案の審議入りを含めた日程について、与党側からの回答を報告しました。24日の参院本会議で同特別委員会が設置され、27日の本会議で戦争法案の趣旨説明と質疑、28、29両日には特別委員会での質疑がそれぞれ行われる見通しとなりました。

 特別委員会の規模は衆院と同じ45人とすることが決まりました。議員数2人の「新党改革・無所属の会」会派にも自民党枠から1人分をゆずり、同特別委員会には参院の11会派すべてが参加することになります。

 28、29両日の特別委員会は、安倍晋三首相の出席とテレビ中継のもとで質疑が行われる見込みです。野党側は3日間の首相出席質疑を求めており、与党側は「努力する」と回答しています。また与党は野党の求めに応じ、早期に予算委員会を開くと答えています。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は22日午前の会見で、参院における戦争法案の審議について、「少数会派を含め全会派が参加できる条件・環境づくりを与党側は責任をもってやるべきだ」と主張していました。


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