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2015年7月7日(火)

歯科技工士 待遇の改善は急務

堀内氏 診療報酬上げ求める

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(写真)質問する堀内照文議員=1日、衆院厚労委

 日本共産党の堀内照文議員は1日の衆院厚生労働委員会で、歯科技工士の窮状を紹介し、誇りを持って働きつづけられるよう国が責任を果たすべきだと求めました。

 歯科医から発注を受けて入れ歯などをつくる歯科技工士は、専門性が高い国家資格であるにもかかわらず、長時間労働の一方で収入は低く、50代以上が半数近くを占めています。

 堀内氏は、兵庫県では養成学校がなくなり技工士会の新規会員はわずか1、2人で、「歯科技工士がいなくなる」との声があがっていると指摘。歯科診療報酬のうち、技工士に入る製作技工料と歯科医の管理料を「7対3」とする厚労省の告示にふれ、「これが守られたらやっていけるとの声がある。政治の責任を果たすべきだ。診療報酬を引き上げることが重要だ」と求めました。

 唐澤剛保険局長は「7・3を標準とする考え方を尊重していただきたい」と認め、塩崎恭久厚労相は「予算編成でしっかり議論していく」と答えました。

 若い技工士を育てていくために働き続けられる環境をつくることが不可欠だとの堀内氏の指摘に対し、塩崎氏は「質の高い技工士を確保するためバックアップしていく」と答弁しました。


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