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2015年5月19日(火)

住民投票 大阪市民共同の勝利

「都」構想を否決

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 橋下徹大阪市長と大阪維新の会が大阪市を廃止・解体して五つの特別区の設置を狙った住民投票は17日、即日開票が行われ大接戦の末、反対が多数となり、政令市・大阪市の存続が決まりました。反対は70万5585票(50・38%)、賛成は69万4844票(49・62%)。投票率は66・83%でした。

 住民投票は、大阪維新の会が5億円ともいわれる政党助成金を投入し、テレビCMやビラなどのぼう大な物量作戦を展開したのに対し、「大阪市をつぶすな。くらしを壊すな」と政治的立場を超えた個人、団体、政党の共同がかつてなく広がり、橋下・維新の野望を打ち砕きました。

 「大阪都」構想を市民が住民投票で否決したことを受け、橋下徹市長は17日深夜からの会見で「重く受け止める。(12月の)市長任期まではやるが、以降政治家はやらない。前から言っていたことだ」と任期満了での政界引退を表明しました。


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