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2015年5月12日(火)

大阪市つぶしたら戻せない

政令市の力 生かせ 共産党清水氏

維新 「カジノが目玉」明言

大阪・東成区 超党派「勉強会」開く

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(写真)発言する各党代表者。(左から)清水、則清、川嶋、吉富有治、(コーディネーター)、吉村、岡崎の各氏=10日、大阪市

 「カジノを含むIR(統合型リゾート)は(都構想がめざす都市の)目玉になると私たち(維新の会)は考えている」。大阪維新の会の岡崎太大阪市議は10日、東成区で開かれた超党派の「勉強会」で発言し、大阪の成長戦略の「目玉」にカジノを位置付けていることを明らかにしました。

 「勉強会」は、大阪市を廃止して五つの特別区を設置することの是非を問う住民投票について、日本共産党の清水忠史衆院議員、自民党の川嶋広稔市議、公明党の則清ナヲミ市議、維新の党の吉村洋文衆院議員、大阪維新の会の岡崎市議が出席して行われたものです。

 「大事なのは一人の指揮官で成長戦略をつくることだ」(維新・吉村氏)とも述べ、大阪市を廃止して同市の権限と財源を府に吸い上げた上でカジノなどの開発に突き進む危険があらわになりました。

 日本共産党の清水氏は、「維新の会は、成長戦略はカジノだというが、ギャンブル依存患者は全国に500万人以上もいる。他人の懐に手を突っ込んでカネを巻き上げて、それで街おこしというのは本当におぞましい考え方だ。成長戦略というのであればカジノではなく、中小企業、商店街の振興、若者の雇用をどうするかということを真剣に考えるべきだ」と力説し、大阪市廃止ではなく政令市の権限、財源の力を発揮することを訴えました。


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