参院　予算案質疑へ

１７日に山下書記局長が質問

　２０１５年度政府予算案は衆院を通過しました。今週から論戦の場が参院予算委員会に移ります。

　参院予算委は１６、１７の両日、安倍晋三首相ら全閣僚出席の基本的質疑（テレビ放送）を、１８日には安倍首相らが出席する一般質疑を行います。日本共産党からは山下芳生書記局長が１７日に質問にたちます。

　１５年度予算案は(1)社会保障切り捨て(2)大企業減税など大企業優遇(3)５兆円を超える軍事費に道を開く軍拡予算―という“三悪予算”です。衆院予算委員会審議では、この生活犠牲の予算案とともに、安倍政権の閣僚による「政治とカネ」問題で論戦が交わされました。

　日本共産党は、引き続き予算案の三つの問題点を追及します。「政治とカネ」問題では疑惑究明とともに、「企業・団体献金の全面禁止と政党助成金の廃止の二つの法案を提起したたかう」（志位和夫委員長）構えです。さらに、安保法制をめぐる与党協議で輪郭が浮かび上がってきた“戦争立法”に正面から対決する論陣を張ります。