2015年3月11日(水)
大阪市廃止阻止「民意の声」
経済人代表の団体が決起集会
28日に大集会
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「大阪都」構想と称する大阪市廃止・分割構想をストップし、橋下徹氏(現市長)が権力を手に入れるために仕掛けてきた不毛な争いに終止符を打つべきだとして、会社社長の浅野秀弥氏を代表に設立された一般政治団体「民意の声」の決起集会が10日、大阪市内で開かれました。市議会の自民、共産、民主系の3会派の幹事長、連携する市民団体のメンバーなど約100人が参加しました。
浅野氏は、橋下氏を府知事選に引っ張り出した張本人の一人として「申し訳ない」と自ら全力で反維新政治の運動にあたる決意を述べ、4月の地方選での維新退場、住民投票での市解体阻止に向けた決起を呼びかけました。28日午後1時、中之島公園女性像前集合の5万人集会を提起。「われわれがやらなくて誰ができるのか」と熱弁を振るいました。
日本共産党の山中智子市議団幹事長は「『大阪市を無くしたらあかん。橋下さんの横暴はあかん』の声を掘り起こし束ねて必ず市廃止・分割を食い止めるために私たちも全力を尽くします」と決意を表明。連帯のあいさつで「大阪市がなくなるで! えらいこっちゃの会」の池田裕子事務局長は「大阪をどんな街にしたいのか。議員のみなさま、市民に夢を語っていただきたい。インチキな夢ではなくて本当の夢を。私たちは待っています」と大阪の未来を切り開く新しい政治への期待を語りました。