2015年3月11日(水)
清水・島津・斉藤衆院議員が初質問
調査踏まえ多彩な論戦
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日本共産党の清水忠史、島津幸広、斉藤和子の3人の新衆院議員は10日の衆院予算委員会の分科会で初質問にたちました。大阪市の生活保護へのプリペイドカード導入問題から、浜岡原発の再稼働の危険性、特別支援学校の過密化・教室不足への対策まで、調査を踏まえた多彩な論戦を繰り広げました。
「生活保護者を実験台にする貧困ビジネスのモデル事業だ」。生活保護費の一部をプリペイドカードで支給する大阪市のモデル事業の実態を告発した清水氏の質問には、二十数人の傍聴者が駆けつけました。大阪労連・大阪市地区協議会の矢野正之事務局長は「1年生議員とは思えない堂々としたものだった」と話しました。
東海地震の震源域の真ん中にある浜岡原発の危険性を示して「政治決断で廃炉を」と求めた島津氏の質問には、議場から拍手が起こりました。
特別支援学校の教室不足に対応するための現場の苦労をあげて政府をただした斉藤氏の質問には、傍聴者から「リアルな実態を突きつけられる共産党の議員ならでは」との感想が出されました。