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2015年3月6日(金)

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国の借金が増えると破産?

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 政府が国債を発行し続け、国の借金が膨らんでいます。日本が破産しないか心配です。(東京都・読者)


財源増やし安定成長を

 国債は政府の借金証書です。一般会計の国債新規発行額はここ数年、毎年40兆円前後。残高は毎年増え続け、2015年度末で807兆円となる見込みです。また、国と地方を合わせた長期債務残高は1035兆円となる見通しです。国内総生産費(GDP)比は205%、ほぼ2倍です。

 しかし、日本国債が今ただちに暴落して国が破産するわけではありません。日本国債の保有者は90%が国内です。大半は銀行や保険会社、年金資金などです。元手は国民の預金や保険料なので、政府にお金を貸しているのは、ほとんどが日本国民自身です。債務危機に陥ったギリシャの場合、国債の多くを外国投資家が保有し、政府予算の財源を確保することも困難になっています。日本とは状況が違います。

 いま日本政府が無理に借金を返そうとして、消費税の再増税や社会保障の削減など国民を犠牲にした財政運営を進めれば、景気が冷え込み、税収も減る悪循環に陥ります。現にギリシャでは、年金の削減や公務員の解雇など極端な緊縮政策を実行したために経済が落ち込み、債務のGDP比がかえって増えています。

 大事なことは、国の経済規模を示すGDP比で借金を増やさないよう努め、計画的に減らすことです。そのためには、無駄づかいの一掃と富裕層・大企業の応分の負担で財源を増やすこと、国民の所得を増やし内需主導で安定した経済成長を実現することが必要です。

 (2015・3・6)


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