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2015年3月6日(金)

辺野古沿岸 また巨大ブロック

沖縄県調査最中の暴挙

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 沖縄防衛局は5日午前、名護市辺野古の米軍新基地建設に関連して、20トンの巨大なコンクリートブロック2個を大浦湾に投入しました。現場を目撃した市民団体などの情報によると、投入地点は沖縄県が昨年行った岩礁破砕許可の区域外である可能性が濃厚です。

 沖縄県が、すでに投入された巨大ブロックによるサンゴの破壊など海底の被害状況を調査している最中の暴挙です。安倍政権の強権ぶりに対して、県民の怒りがいっそう高まるのは必至です。

 投入した地点は埋め立て区域から100メートルほど外側とみられます。沖縄防衛局は昨年10月、水深の深い3地点のボーリング調査を追加で発注しており、これに使用する足場(大水深足場)2基を固定するアンカー(いかり)として使用するとみられます。

 一方、埋め立て区域内のボーリング調査地点も9カ所残っており、これに使用するスパット台船の組み立ても進んでいます。数日中に調査再開に踏み切る可能性が強まっており、現場は一気に緊張の度合いを強めています。


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