2015年2月24日(火)
沖縄支援 さらに
全国革新懇が代表世話人会
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全国革新懇は23日、東京都内で代表世話人会を開き、米軍新基地建設に反対する沖縄のたたかいや国会論戦などの情勢と課題について議論しました。日本共産党の志位和夫委員長、山下芳生書記局長が参加しました。
沖縄・辺野古に5000人が集まった22日の集会が報告され、「県民の怒りがますます強まっている。政府と米軍は県民の世論とたたかいに押されている」と指摘されました。全国の支援と連帯が急速に強まっており、全国革新懇が25日から現地に派遣する支援団を力に、さらに全国の取り組みを強めたいと語られました。
集団的自衛権行使容認を具体化する政府・与党の安全保障法制の動きについて、「米軍支援が無限定になる」「無法な侵略戦争への支援も可能になる」と指摘されました。明文改憲の動きに対し、憲法を守る一点で共同行動が始まっていることが紹介されました。
国会論戦では、志位委員長が非正規雇用と長時間労働、最低賃金の問題で99分間追及し安倍内閣の論拠を突き崩した衆院予算委員会の質問が話題に。「連合加盟労組の元幹部が、『さすが共産党だ。安倍内閣にものがいえる政党だ』と評価していた」「夫が大企業で働く妻や管理職OBなど、長時間労働に苦しむ新たな人たちから反響が寄せられている」と報告されました。
女性のなかで戦争する国づくりや貧困の拡大に怒りが広がっており、「どの分野、どの地域でも怒りや運動が広がっている」と報告されました。
橋下・維新がねらう大阪都構想をめぐっては、府・市議会で否決された住民投票を談合で復活させたことが批判され、いっせい地方選で厳しい審判を下すことが強調されました。