2015年2月7日(土)
地域活性化を議論
真島氏 福岡・飯塚市長・商工団体・農協と
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日本共産党の真島省三衆院議員は6日、福岡県飯塚市の齊藤守史(もりちか)市長や商工団体、農協を訪れ、地域活性化などについて懇談しました。宮嶋つや子党市議が同行しました。
真島氏は齊藤市長に対し、株式上場をめざすJR九州が市内で筑豊本線3駅を無人化する計画に関して「経費削減のためであり、完全民営化で路線切り捨ても心配される。やり方が性急ではないか」と質問。齊藤市長は、関係地域で住民の意見を聞いていくと説明し、「駅周辺は暗く、無人化で住民から(治安面での不安の)意見があると思う」と懸念を示しました。
地域振興でも市長は「福祉や子育ての環境が整っているかも求められる。住宅リフォーム助成制度は続けないといけない」と語り、真島氏は「医療や介護も国の支援が必要。党派を超えて頑張りたい」と応えました。
商工団体からは「(景気が)厳しい中で頑張っている」(飯塚商工会議所)、「アベノミクスの恩恵はなく、廃業は今年度当初から20を超えた。小規模企業振興基本法も活用して地域の底上げを図りたい」(同市商工会)との声が寄せられました。
JAふくおか嘉穂の大塚和徳組合長との懇談では、安倍政権の「農協解体」などを議論。大塚組合長は「赤字でもガソリンスタンドを経営するなど、農協と地域は連携している」と紹介し、真島氏は農協解体を批判し、「若い人が希望を持てる農業のために力を入れたい」と述べました。