2015年2月5日(木)
沖縄県 第三者委 新たに2氏
埋め立て承認検証 あすにも初会合
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沖縄県の翁長(おなが)雄志知事は4日、県庁内で記者会見を開き、前知事が県民を裏切って新基地建設のための名護市辺野古埋め立てを承認したいきさつに違法性(瑕疵=かし)があったかどうかを検証する第三者委員会の、新たに決まった委員2人を公表しました。
すでに発表されていた4氏を含む全6委員(法律専門、環境専門が3人ずつ)で構成する第三者委は、6日にも初会合を開き、検証作業が本格化する見通しです。
新たに委員就任を承諾したのは、環境専門の平啓介東京大学名誉教授(海洋物理学)、土屋誠琉球大学名誉教授(生態系機能学)の2氏。翁長知事は「法律的な瑕疵の有無と、承認基準の適合に関する判断について検証するため、法律の専門家と、環境に関する学識経験者に委員をお願いした。6人の方は公正に客観的に検証していただけると思う。ぜひ頑張っていただきたい」とのべました。