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2015年1月15日(木)

辺野古 80倍の1736億円

米軍再編経費 過去最高に

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 防衛省は14日に閣議決定された2015年度予算案に、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設費として14年度当初予算と比べて80・8倍となる1736億円を計上しました。本体工事として護岸工事や埋め立て用土砂の採出費を盛り込んだほか、飛行場施設の設計業務などへの着手を狙っています。米軍再編関係経費は1426億円で07年度の計上以来、過去最高。

 新基地建設費は大別して、埋め立てに関連する1548・5億円と、キャンプ・シュワブ陸上部での既存施設の再編に伴う185・9億円から構成されます。

 安倍政権は14年度当初予算では21億円の計上にとどまっていましたが、昨年7月に予備費等から637億円の捻出を決定。9日に決定した14年度補正予算案の約185億円と合わせて、建設を推進する姿勢を鮮明にしています。


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