2014年12月20日(土)
定数削減「結論急ぐ」
次期衆院議長が表明
特別国会で衆院議長に選出される自民党の町村信孝元官房長官は19日、衆院議員会館で記者会見し、議員定数削減について「ゆっくりやっていてもいいテーマではない。答えは出さなければいけない」と述べ、結論を急ぐ姿勢を示しました。
定数削減に関しては、伊吹文明前議長の下に設置された諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」が検討中です。しかし同調査会は、小選挙区制の維持や定数削減などで議論を進めようとしており、比例議席の削減など民意をさらに反映しない選挙制度を国民に押し付けることを狙ったものです。
日本共産党は、全党が唯一合意した現行制度の「検証」作業を一度も行わずに「第三者機関」に“丸投げ”するのは政党・国会の責任放棄だと設置に反対しました。