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2014年11月30日(日)

農畜産業に降灰被害

阿蘇山噴火 いもう熊本3区予定候補ら調査

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(写真)農作物の被害状況を調査する(右から)いもう3区予定候補、たけはら、川端の各氏=28日、熊本県阿蘇市

 断続的に中・小規模の噴火が続く阿蘇山(熊本県)の降灰・噴煙による影響について日本共産党阿蘇支部は28日、同地方の農畜産業の状況を現地調査し、農家から要望を聞き取りました。いもうよしや衆院熊本3区予定候補、川端忠義・阿蘇市議、たけはら祐一市議予定候補が参加しました。

 気象庁の発表では、25日からの噴火は長期間にわたり活動が続くマグマ噴火で、阿蘇市波野、南阿蘇村、山都町、大分県豊後高田市、宮崎県五ケ瀬町など広範囲に降灰が確認されています。降灰でキャベツ、ハクサイなど葉物野菜の商品価値の低下や放牧中の牛の避難など農畜産業に影響を及ぼし、噴煙は熊本空港で運航に支障を発生させています。

 降灰が多く確認された波野赤仁田地区の農家の男性(69)は「火山灰が付着した野菜は変色するなどして出荷できなくなるので、一つずつ水で洗浄した。噴火が続くようなので心配」と話していました。

 川端市議は「被害実態を調査して、市に実情に応じた支援・補償を求めたい」と述べました。

 阿蘇市役所農政課では被害について、状況を把握できていないものもあるが被害が分かり次第、支援策を実施したいとしました。


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