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2014年11月28日(金)

安倍暴走止め賃上げ

国民春闘討論集会 終わる

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(写真)討論のまとめをおこなう井上事務局長=27日、静岡県熱海市

 静岡県熱海市で開かれていた国民春闘共闘委員会の春闘討論集会は27日、前日に引き続き、来春闘の大幅賃上げにむけた運動を討論し、閉会しました。

 討論のまとめで井上久事務局長は、安倍政権の暴走政治への怒りが広がるなか、来春闘の前段のたたかいとして総選挙の位置づけが語られたと強調しました。景気回復をはかるうえで「賃上げに大義がある」とのべ、全組合員参加の運動をやりきるとともに、職場闘争と春闘の強化を呼びかけました。

 討論では、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)の代表が「消費税増税や物価上昇が生活を直撃するなか、大幅賃上げは当たり前との世論づくりを」と発言。日本医労連の代表は「全組合でベースアップ獲得を」と語りました。

 地域経済の活性に向けた賃上げの重要性について秋田、京都、静岡、山口などの代表が強調。国公労連の代表は、賃下げ違憲訴訟で賃下げの悪循環を断ち切るとともに、地域に大きく足を踏み出したいと決意。全教の代表は青年層の働きがいを考えても高齢層の賃金抑制攻撃への反撃が大事だとのべ、大阪の代表は最低賃金審議会の全面公開と委員の獲得を呼びかけました。

 非正規雇用労働者の賃上げと労働条件改善では、郵政産業労働者ユニオンの代表が「労働契約法20条裁判勝利の近道は春闘だ」と語り、通信労組の代表は雇用形態の違いによる差別回答を許さない取り組みを重視したいと話しました。

 沖縄の代表は、建白書の実現をめざす翁長雄志知事を支える国会議員を総選挙で押し上げ「沖縄から日本を変える決意だ」と表明。全労連女性部の代表は、女性が真に輝く政策の実現を求め、男女平等調査を春闘期に実施すると報告しました。

 自治労連の代表は戦争する国づくりを地域・職場から食い止めるとりくみを、福島の代表は鹿児島・川内原発の再稼働を許さない大きなたたかいを強調。全農協労連の代表は、農業・農協つぶしに対峙(たいじ)するとのべました。


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