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2014年11月25日(火)

自動車大手が円安で大もうけ

アベノミクスの恩恵一手に

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 自動車メーカー大手8社がアベノミクス(安倍晋三政権の経済政策)による円安で大もうけしています。円安がもたらした物価高に国民や中小企業が苦しんでいる一方で、アベノミクスの恩恵を一手に受けています。

 8社の2013年度の連結営業利益の合計は4兆6419億円。前年度から1兆7357億円増えて1・6倍になりました。円安効果によって押し上げられた営業利益は各社合計で1兆8647億円にのぼります。

 売り上げ増による増益はわずか4600億円、コスト削減による増益は6351億円でした。その他、経費の増加でマイナス1兆889億円などの減益要因があります。トヨタ自動車などの輸出企業が円安によって大もうけする一方、中小企業には円安がもたらした燃料・原材料高による倒産が広がっています。

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