2014年11月20日(木)
首相の“低い”勝敗ライン
「国民に追い詰められた結果」
記者の質問に山下書記局長
19日の記者会見で日本共産党の山下芳生書記局長は、安倍晋三首相が前日の会見で衆院選の勝敗ラインを与党過半数維持としたことに「低すぎる」との声があがっていると記者団から問われ、「国民に追いつめられた結果の解散だったことの一つの表れだ」と述べました。
山下氏は、沖縄県知事選挙では、翁長雄志候補の勝利で安倍政権が強権的に進める新基地建設にノーの意思が示され、17日に発表された7〜9月期のGDP(国内総生産)は2期連続マイナスとなり、「アベノミクス」を続ければ続けるほど、暮らしも景気も壊されるということが明らかになったとして、「そういうなかでの(解散)表明だから、きわめて力のないものになった」と強調。「あらゆる問題で国民との矛盾が激化して、安倍政権の政策が行き詰まっていることの表れだ」と述べました。