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2014年11月16日(日)

北星学園大講師の雇用継続を

JCJ道支部 要望書

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 日本ジャーナリスト会議(JCJ)北海道支部は14日、北星学園大学(札幌市)の田村信一学長が、元朝日新聞記者の非常勤講師を来年度から雇用しない意向を示している問題で、雇用の継続を求める要望書を同大学に提出しました。

 要望書は、同大学が日本軍「慰安婦」報道にかかわって「辞めさせないと爆弾を仕掛ける」などと講師の解雇を要求されている今回の事件が、(1)暴力と結びついた脅迫であり、大学人への明らかな人権侵害、(2)脅迫と攻撃が、事実に基づくものではない、(3)大学の自治、学問と言論の自由を脅かすもの―と指摘。

 言論と報道の自由を守るために活動しているJCJ北海道支部として、事実と問題点を新聞やテレビを通じて多くの人々に伝えることで役割を果たす決意を表明するとともに、同大学に対して、脅迫と暴力に屈せず、人権と学問・言論の自由を守るために非常勤講師の雇用を継続し、「大学人の仲間としてともに歩んでいただきたい」と要望しています。


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