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2014年11月3日(月)

今週の国会

派遣法改悪案、「地方創生」で攻防

参院予算委で集中審議

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 参院予算委員会は4日に、安倍晋三首相出席のもと、集中審議を行います。日本共産党の仁比聡平議員が質問にたちます。NHKが中継します。

 労働者に「生涯ハケン」を押し付け、不安定雇用と貧困を広げる労働者派遣法改悪案は衆院本会議で審議入りしましたが、衆院厚生労働委員会での審議の行方は不透明です。

 与党は今国会での同改悪案の成立を改めて確認し、安倍首相が外遊する前の7日に、衆院厚労委員会で首相出席の締めくくり質疑を行うことを狙っていました。しかし、10月31日に公明党が単独で同委員会に修正案を提示。本会議で質疑し、委員会での審議に入る前に修正案が出されたことで、野党側は、与党も欠陥を指摘する法案は撤回すべきだと主張。本格審議が始まる前に与党が修正案を出さざるをえないほど、同改悪法案のひどさが際立っています。

 安倍政権が今国会の目玉の一つとして位置づけている「地方創生」関連2法案は、衆院「地方創生」特別委員会での審議が続いています。5日に締めくくり質疑・採決を行うことが決まっており、与党は6日の衆院本会議で通過させる構えです。

 日豪経済連携協定(EPA)は、10月31日に衆院本会議で可決され、参院に送られました。広範な農林水産品について関税の撤廃・削減を認め、日本の農業、とくに酪農に大打撃をおよぼすものであり、日本共産党は反対を貫いています。


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