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2014年10月31日(金)

選択夫婦別姓導入を

仁比氏「通称では解決しない」

参院法務委

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(写真)質問する仁比聡平議員=28日、参院法務委

 日本共産党の仁比聡平議員は28日の参院法務委員会で、「氏(姓)の呼称は人格権の内容の一つだ」として、選択的夫婦別姓制度を導入するよう求めました。

 仁比氏は、上川陽子法相が女性誌のインタビューで「選択的夫婦別姓については賛成」と述べていることをあげ、上川法相の姿勢をただしました。上川法相は「国民の意見が分かれており、現時点で、ただちに選択的夫婦別姓を導入することは難しい」などと答弁しました。

 仁比氏は、毎日新聞の世論調査(10月20日付)では、選択的夫婦別姓に賛成52%、反対40%となったことを指摘。「選択的夫婦別姓に、(まだ)壁があるというなら、それを乗り越えるためにイニシアチブを発揮するのが大臣の役割だ」と迫りました。上川法相は「通称使用の拡大は前向きに検討する」と答えました。

 仁比氏は「通称使用の拡大で解決される問題ではない」と指摘。国連女性差別撤廃委員会が、姓の選択を権利として日本に国内法を整備するよう求めていることなどを示し、認識をただしました。上川法相は「世論の数字だけ見るのではなく、取り組みたい」と答えました。


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