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2014年10月31日(金)

沖縄知事選 出陣式 オナガ氏の訴え

揺るがぬ県民の意思示そう

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 沖縄県知事選が告示された30日、那覇市内で出陣式に臨んだオナガ雄志(たけし)候補(64)の訴え要旨を紹介します。


 県民の心を一つに、「オール沖縄」「イデオロギーよりアイデンティティー(主体性)」、沖縄の基地問題は県民が一丸となって解決するしかないと訴え、ぶれることなく今日を迎えました。私は保守ですが、沖縄の保守であります。日米安全保障条約に理解を示しますが、この小さな沖縄に日本全国の74%の米軍基地を押し付ける理不尽さは、絶対に許すことはできません。

 「建白書」を掲げ、辺野古・新基地はありとあらゆる手段を尽くして必ず造らせない。オスプレイ配備を撤回させることを力強く主張してたたかいます。

 仲井真知事は昨年12月、まるで辺野古埋め立て承認と引き換えかのように、政府から振興策を上乗せされて自慢していました。この誤った発信が日本全国、アメリカ、世界に向けてなされたかと思うと悔しくてならない。知事選でしっかり県民意思を突き付け、政治家はぶれても県民はぶれていないと示さねばなりません。

 名護市以北は国定公園への指定や世界自然遺産登録などによって、国際リゾート観光地帯として将来の発展につなげようとしています。しかし、新基地ができてオスプレイやステルス戦闘機F35が頻繁に飛び交う所に観光客が来ることは望めません。20〜30年で数千億円の経済的損失があると思っています。

 ですから、経済的にも、平和という意味でも、新基地は絶対に造らせてはいけない。知事選を勝利することは一番、大きな分岐点になります。沖縄21世紀ビジョンは、自然、歴史、文化など沖縄のすばらしいものを生かし、アジアの成長力を沖縄に引き寄せるとともに、基地依存経済から脱却していくことを二本柱にしています。

 子や孫が沖縄に誇りと自信、志をもってアジアや世界に雄飛していく。そこに沖縄の可能性があります。必ず当選し、県民ともどもに力を合わせ、未来の沖縄へ飛び立っていこうではありませんか。


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