2014年10月25日(土)
若い世代が声上げる秋
安倍政権打倒 秘密法反対 憲法生かせ 消費税上げるな
各地で行動計画
この秋、学生を含む若い世代が元気です。秘密保護法や消費税増税、安倍政権打倒などさまざまなデモや集会を計画しています。安倍政権に対して、全国各地で声を上げます。
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25日は、神戸市で「さよなら安倍さんパレード」、東京都内で「特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL=サスプル)」が呼びかける「特定秘密保護法に反対する学生デモ FINAL@SHIBUYA」がそれぞれ行われます。
SASPLのメンバー、奥田愛基(あき)さん(22)は、デモを行う理由を「社会問題について自分の立場を表明するのは世界では当然のこと。秘密保護法について『考えましょう』ではなく、明確に『反対』するためにデモをします」と記者会見(22日)で語りました。
26日には大阪市で「大阪若者憲法集会&デモ」が行われます。東京都内で6月に行われた「若者憲法集会」に参加した若者が、地元でも開催したいと呼びかけています。「安倍政権が憲法破壊を狙う今だからこそ、憲法の価値を見つめ直すきっかけにしたい」と語るのは、日本民主青年同盟大阪府委員長の川添健真(たつま)さん(32)です。「平和憲法を持っている日本だからこそできることを考え、若者の声で訴えていきたい」
11月8日には、東京都内で「安倍政権打倒 怒りのドラムデモ」、山梨県甲府市で「憲法生かせ 若者怒りのデモ」があります。
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「怒りのドラムデモ」は、5月からいち早く「安倍政権打倒」を掲げる抗議行動を主催。同デモは、今回で4回目の開催。「最大級の抗議を街頭で繰り広げ、国民の命を蔑(ないがし)ろにする安倍政権を打ち倒そう」と呼びかけています。
「憲法生かせ 若者怒りのデモ実行委員会」の代表、雨松拓真さん(30)は「若者は、戦争や過酷な働き方など将来への不安がある。みんな何をしたらよいかわからないけど、何かしたいという気持ちがあります。その思いを表現したい」と語ります。
22日には、京都市で「安倍やめろデモ」、神戸市で「消費税増税反対デモ」が計画されています。京都でデモを主催しているひとり、寺野哲也さんは「おかしいことに対して、デモが普通に行われる社会が、よい社会だと思う。安倍首相はやめてほしいと思っている人はデモに参加して、街頭でいいたいことをいおう」と語っています。
この他にも各地で多くのデモが予定されています。