2014年10月5日(日)
丹後に米軍基地いりません
京都府民大集会 1400人超
倉林氏あいさつ
京丹後市
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京都府京丹後市の米軍レーダー基地建設をめぐり、Xバンドレーダーを今月中に搬入し、12月からの稼働が計画されています。現地の京丹後市宇川では4日、緊迫したなか、「丹後に米軍基地いりません10・4府民大集会」が開かれました。米軍基地建設反対丹後連絡会、米軍基地建設を憂う宇川有志の会、米軍基地いらない京都府民の会が呼びかけたもの。府内各地から集まった1400人を超える参加者は建設予定地周辺をデモ行進、基地建設撤回を求めました。
安保破棄中央実行委員会の小泉親司事務局次長が米軍基地の危険性を記念講演で告発し、米軍犯罪被害者救援センターの武市菜穂子氏が特別報告。憂う会の永井友昭事務局長は、通勤時間帯や休日には工事を休止するなど、米軍が着工前に約束したことがほとんど破られ、軍人軍属が起こした自動車の事件事故についても罰せられないことから、住民の安心安全は全く守られていないと強調。「今日のデモで基地撤回の意思を示しましょう」と力を込めました。
日本共産党の倉林明子参院議員が連帯あいさつしました。
集会に参加した女性(29)=京丹後市=は「米兵を見かけ、入れ墨をしていて怖かった。子どもに危害が与えられるかもと思ったら絶対基地を造らせてはいけないと思いました」と話しました。