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2014年10月1日(水)

民青3中委 青年の変化生きいき

行動参加 私の誇り

安倍政権にレッドカード 憲法守ろう

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 9月25日から27日まで東京都内で行われた日本民主青年同盟(民青)第3回中央委員会の討論では、安倍政権打倒を求める青年のエネルギーの高まりや、その願いにこたえるために心強く大きな民青にしていく運動の経験と決意が語られました。


写真

(写真)若者憲法集会で「集団的自衛権はいらない」とデモ行進する青年たち=6月22日、東京都渋谷区

ともにたたかう仲間

 宮城の代表は、集団的自衛権に反対する宣伝に「安倍政権への不安が話せる場がなかった」と遠方から青年が参加したと報告。8月に「憲法キラキラお祭りパレード」を実施しました。参加した青年から「民青が運動を支えてくれている」と語られるなど、運動に踏み出した青年にとって、民青がともにたたかう仲間として立ち現れていると語りました。

 東京の代表は、大学の推薦入試で20人と対話し5人が加盟したと報告しました。対話で学費や消費税、集団的自衛権など、安倍政権への不安が語られているのが特徴だと語りました。「特定秘密保護法に反対」「安倍政権打倒」などで活動する学生たちの運動にふれ、青年のエネルギーが安倍政権打倒に向いていることを発言しました。

模索する人に

 愛知の代表は、前大会以降57人の新しい仲間を迎え、2006年以来の到達になっていると報告。仲間を増やす活動に踏み出せなかった同盟員が、多くの青年は「戦争は怖い」「集団的自衛権はおかしい」と思っていることを実感したことで、「安倍政権に対して危機感や模索を強めている青年全員に声をかけたい」と10人の目標をもち、とりくみ始めていると話しました。

 ブラックバイトアンケートについて報告した京都の代表は、塾講師から「シフトに入れないと罰金1万円。月給がマイナスになる月がある」と深刻な実態が寄せられたことや、駅でアンケートを受け取った青年が、弟の過酷な働かされ方をA4用紙5枚にまとめて郵送してくれたなどの経験を発言。神奈川の代表は、実態調査で高校生から「深夜11時半までバイトしているが、10時にタイムカードを切らされる」などの声が寄せられているとのべ、10月5日に行う青年大集会の成功にむけた決意を表明しました。

 大阪の代表は、学費アンケートで、学生から「この人たち自分たちのためにやってくれている。手伝ってあげて」と周りの学生に声をかけていると報告。学生同盟員は、この反応に確信を強め、加盟を呼びかける力になっていると話しました。広島の代表は、広島市の土砂災害でボランティアを実施し、ツイッターやフェイスブックなどで参加を募ると多くの青年が参加するなど、「民青が何かしたいという思いの受け皿になっている」と語りました。

辞めるしかない

 兵庫の代表は、原水爆禁止世界大会や兵庫の豪雨災害被災地ボランティアで加盟した高校生が、第2回中央委員会決定を読み、「もう安倍首相はやめてもらうしかないですね」と語り、そのためにも民青を大きくしようと、「友人に入ってほしい」と加盟を呼びかけていると紹介。

 別の女子高校生も、広島・長崎の平和式典で安倍首相が昨年のあいさつを使い回しした問題で「本当に腹が立つ。何かしたい」と飛び込むように加盟していると語りました。

 6月、東京都内で開かれた若者憲法集会に参加した学生から「あの集会の参加者の一人になれたことは誇り」などの感想が寄せられていると語ったのは高知の代表。7月には高知で初めて若者だけの「安倍政権レッドカードデモ」を開催したとのべました。


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