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2014年9月29日(月)

何としても命を救う

御嶽山噴火 救助隊員語る

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 岐阜県下呂市の山岳救助隊に20年間在籍する住仁博(すみ・まさひろ)さん(39)が、救助に向かった様子を語りました。(吉岡淳一)

 噴火翌日の28日、午前4時30分に登りはじめ、岐阜県側の「五の池小屋」をめざしました。周りは薄暗く、火山灰のため、滑りやすくなっていました。リュックや服に灰を付着させたままの下山者ともすれ違い、「気をつけてください」と声をかけました。噴火の最中で不安もありましたが、負傷者もいるので何としても下山させたい思いで隊員一同、登りました。

 同6時30分に小屋に到着すると、すでに負傷した女性がストレッチャーにのせられ毛布で体を覆われていました。肩を骨折していましたが、話はできるし、元気そうでした。ストレッチャーで運ばれたのは1人だけ。6人で支え、計15人が交代で下山しました。


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