2014年9月28日(日)
憲法を暮らしにいかそう
滋賀で地方自治研究全国集会
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憲法を住民の暮らしにいかす地方自治体をつくろうと第12回地方自治研究全国集会が27日、滋賀県内で始まりました。自治労連や住民・民主団体など21団体でつくる実行委員会が主催し、28日まで開かれます。
安倍政権が「戦争する国」づくりへの動きを強め、国民のくらしや権利、地方自治を脅かすかつてない危険な動きがすすむなかでの集会となりました。
この日の全体会には1000人余が参加しました。実行委員会を代表して農民運動全国連合会事務局の上山興士さんがあいさつ。安倍政権は「地方創生」「選択と集中」の名で地方自治体を切り捨てる道州制をすすめようとする一方で、国民的なさまざまな課題で新しい共同が大きく広がっていると強調。「憲法と地方自治をいかす国民的運動を前進させる集会として成功させよう」と呼びかけました。
現場からの証言をまじえ、会場からツイッターで参加できる模擬公開討論会を開催。日本人最初の宇宙飛行士でジャーナリストの秋山豊寛さんが記念講演しました。東京電力福島第1原発事故で「原発難民」になった秋山さんは「権力側は大した事故ではないという神話をつくろうとしている。おかしなことにおかしいと声を上げる時代を残そう」と訴えました。