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2014年9月23日(火)

権利条約の具体化重要

きょうされん大会始まる

城南信金理事長吉原さんが講演

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 全国の小規模作業所などでつくる、きょうされんの第37回全国大会が横浜市西区のパシフィコ横浜国立大ホールで22日、開会しました。23日まで。

 きょうされんの藤井克徳専務理事は基調報告で、政府が昨年批准した障害者権利条約を具現化することの重要性を指摘。太平洋戦争で障害者が切り捨てられて犠牲になった歴史にふれ、安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定などの戦争へ進む動きに対し、「敏感に、そして毅然(きぜん)と立ち向かおう」と呼びかけました。

 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、原発からの脱却を掲げている城南信用金庫(東京都品川区)の吉原毅理事長が基調講演しました。

 吉原氏は、潮力発電やバイオマス発電などの豊かな可能性、原発の発電コストは放射性廃棄物の管理・処分費用が入っていない“粉飾決算”であることを紹介。再生可能エネルギーでこそ「新しい仕事も増え、日本に活気が出る」と強調しました。

 「人のため、地域のため」という信用金庫の原点にもふれ、「人々がお互いに協力して暮らしもよくなり、幸せになる。これこそが本当の経済。みんなが楽しく意味のある仕事をできる社会をつくるためご協力したい」と語りました。


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