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2014年9月12日(金)

消費税10%の中止迫られ言い訳 首相

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 安倍晋三首相が11日のニッポン放送の時事情報番組「ザ・ボイス そこまで言うか!」に出演し、コメンテーターの青山繁晴氏(独立総合研究所社長)から来年10月の消費税率の10%への増税をやめるよう迫られる場面がありました。

 青山氏は「円安もここまでくると悪い面もいろいろ出てくる。経済指標は全体に非常に厳しい」と指摘。「消費税を2桁にするのはやめてもらいたい。一内閣で二増税も本来ありえない」と訴えました。

 これに対し安倍首相は「3本の矢」などでデフレ脱却をすすめた結果、「経済は緩やかに回復した」としながらも、8%増税直前の1〜3月の駆け込み需要のために「景気の波の山が高くなった分、谷も深くなった」と言い訳したほか、8月の集中豪雨被害などに景気落ち込みの原因を転嫁。「増えていく社会保障費」をまかなうための消費税増税などの国会でも破綻ずみの説明を繰り返しました。

 一方で「景気が後退しマイナス成長になってしまっては税収も上がってこない」と認め、慎重な検討をいわざるをえませんでした。


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