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2014年8月23日(土)

広島土砂災害 ボランティアが泥だし

兵庫から

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(写真)民家裏の泥をかき出す兵庫県の医療生協職員ら=22日、広島市安佐南区緑井地区

 豪雨による甚大な土砂災害に見舞われた広島市安佐南区の緑井地区で22日、兵庫県の神戸健康共和会(神戸市)と尼崎医療生協(尼崎市)の職員らが民家の敷地内に入った土砂をかき出すボランティア活動を、安全に注意しながら行いました。

 活動したのは、神戸健康共和会の門直也さん(54)=東神戸病院事務長=と前田竜成さん(42)=同会総務部長=、尼崎医療生協の宮本いづみさん(37)=尼崎医療生協病院管理栄養士=、堤惇一郎さん(27)=同病院事務職員=、藤原将平さん(25)=同生協職員=の5人。スコップや弁当を持参して駆け付けました。

 5人は、裏山から民家の裏に流れ込んで約20センチメートル積もった泥をスコップで掘り、袋に詰めていきました。黒く水分を多く含んだ泥は重く、一方で水分の少ないところは堅いためスコップを足で踏み込んで掘り返しました。

 宮本さんは、「同じ民医連加盟の広島共立病院でエレベーターが止まって給食の配膳も大変だと聞いて、何かできることがあるのではと思い、来ました」と話します。

 この民家に住む一家の長男(18)=会社員=は、「すごく助かります。遠くから来てくださって、ありがとうございます」と話しました。 (細川豊史)


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