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2014年8月21日(木)

米ミズーリ 警官、また黒人射殺

抗議行動が激化の可能性

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 【ワシントン=島田峰隆】米中西部ミズーリ州のセントルイス北部で19日、窃盗容疑の黒人男性(23)に警官2人が発砲し、男性は死亡しました。現場は、白人警官による黒人青年射殺に対する抗議行動が続くファーガソンから約6キロの場所。現地メディアは抗議行動がいっそう激化する可能性があると指摘しています。

 警察発表によると、この男性は商店からお金を払わずに飲料などを取り、通報で駆け付けた警官にナイフを持って近づいてきたといいます。男性が制止命令を聞かずに接近したため警官が撃ちました。警察側は「警官は身を守る権利がある」と射殺を正当化しています。

 一方、ファーガソンでは18日夜から19日未明にかけても抗議デモが続き、一部でデモ隊と警官隊が衝突しました。州警察は19日、2人が何者かに銃で撃たれて負傷したほか、退去命令に従わなかったとして31人を逮捕したことを明らかにしました。逮捕者のなかにはニューヨークやカリフォルニアから来た人物も含まれています。


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