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2014年8月20日(水)

安倍首相らを告発

大学教授ら 政治資金「虚偽記載」で

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 安倍晋三首相の資金管理団体「晋和会」の政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとして、大学教授らが18日、同会代表の安倍首相と会計責任者について、政治資金規正法違反(虚偽記載など)の疑いで東京地検に告発状を提出しました。

 告発したのは、醍醐聡東大名誉教授やジャーナリストら4氏。

 告発状によると、晋和会の2011年、12年の報告書で、同会に寄付したNHK職員の職業欄に「会社役員」と記載するなど、9人、のべ16件の職業を偽ったと主張しています。

 晋和会の報告書によると、NHK職員と妻の2人の職業欄を7月11日に「会社役員」から「会社員」に訂正したほか、同18日には、7人の職業欄を「会社役員⇒作曲家」「医師⇒法人役員」「会社役員⇒弁護士」などと訂正しています。

 告発状は、「政治資金規正法の趣旨・目的・理念からみて、収支報告書の記載は、国民が政治を把握し監視や批判を行う上において、貴重な基礎資料」と指摘。「その作成が正確になさるべきは、民主政治に死活的に重要。とくに現首相の収支報告は、法に準拠して厳正になされねばならない」として、適切厳正な対応を求めています。

 地検は今後、受理するかどうか検討します。


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