2014年8月18日(月)
憲法守る若者デモ
安倍政権ノーの声を
福岡
「戦争する国づくり」を進める安倍政権にノーの声を突き付け、憲法を守り生かそうと、若者たちが17日、福岡市で「命と自由を守る憲法デモ@福岡」(同実行委員会主催)を開催しました。九州各地や関東から集まった70人が「憲法守れ」「戦争するな」の声を上げました。
着ぐるみや浴衣、ヒーローの扮装(ふんそう)など思い思いの衣装で参加した人たちは、「平和に武力はいらない」「9条あるから日本は平和」などのプラカードを掲げ、音楽にのって行進。沿道から、デモ隊と声を合わせたり、飛び入り参加する人も。
佐賀県神埼市から駆けつけた男性(29)は「佐賀空港へのオスプレイ配備や、集団的自衛権の『閣議決定』の取り下げを求める。『若者を戦場に送らない』の気持ちを多くの人に伝えたい」と、声に力を込めて訴えました。
日本民主青年同盟福岡県委員会の宮崎雄士委員長は「政治の暴走を止めるためには若者が声を上げるのが一番の近道。全国で開かれている若者憲法デモと連帯して安倍政権を退陣に追い込みたい」と語りました。
立ち止まってデモを見ていた太宰府市の男性(25)は「一度戦争できるようにしてしまうと歯止めが利かなくなる。世界の中で平和に共存するにはどうしたらいいか考えたい」と話しました。