2014年8月16日(土)
再稼働反対の声あげ続ける
官邸前抗議行動
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首都圏反原発連合(反原連)は15日、首相官邸前抗議行動を行いました。原子力規制委員会が川内(せんだい)原発の審査で、電力会社とは別の独自解析(クロスチェック)を行わなかったことが判明。こんなずさんな審査で再稼働へ突き進む安倍政権に対し、1000人(主催者発表)の参加者は「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と怒りの声をあげました。
東京都武蔵野市から初めて参加した女性(46)は「これまで尻込みしていたけど、ここに来れてよかった。再稼働を狙う人の金もうけのために自然のきれいな日本が汚されるようで悲しい。再稼働反対の意思表示を続けることが大事だとわかりました」といいます。
さいたま市の男性(52)は「福島原発事故で、いまだに14万人以上が避難している現実を見ても再稼働はありえない。官邸前行動など、全国で国民が声をあげてきたことが原発稼働ゼロの状況をつくってきた」。
「原発反対」と書かれたTシャツを着て参加した東京都杉並区に住む男性(33)は「再稼働をめぐって、規制委員会も政府も責任を押し付けあっている。そんな状況で川内原発の再稼働を進めようとするなんて許せない」と話しました。
官邸前行動で吉良氏が訴え「原発ゼロに」
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日本共産党の吉良よし子参院議員は15日、原発に反対する首相官邸前抗議行動に参加してスピーチしました。
吉良議員は「きょうは、すべての原発が止まって、ちょうど11カ月目です。稼働原発ゼロでも、日本中で十分電気は足りています。原発は一基も必要ありません。原発をゼロにするまで声を上げ続けましょう」と語り、「原発いらない」「再稼働反対」とコールしました。