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2014年8月3日(日)

不登校問題

語らい、連帯 温かく

滋賀で全国集会始まる

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(写真)始まった「第19回登校拒否・不登校問題全国のつどいin滋賀」=2日、大津市

 ひとりぼっちで悩む親をなくそうと毎年、手作りで開かれてきた「第19回登校拒否・不登校問題全国のつどいin滋賀」が2日、大津市の琵琶湖グランドホテルで始まりました。親や教師、専門家、研究者ら約630人が全国各地からつどいました。主催は同実行委員会です。

 オープニングは大津市の青年3人のバンド「ジェリービーンズ」による「ありのままの自分でいいよ」のミニライブ。小学校高学年から中学校まで不登校だった3人の苦しい日々と、見つけた新たな幸せなどの思いをつづったライブに大きな拍手が起きました。

 「全国のつどい」は「愛と信頼」のつながりの場だという「登校拒否・不登校問題全国連絡会」世話人代表の高垣忠一郎さん(心理臨床家)は「いろんな日常生活を経験して、やっとここに来られた方もいます。よくいらっしゃいました」とあいさつ。実行委員長の那須光章さん(びわこ学院大学教授)は「真剣な語らいと連帯のエネルギーに満ちたつどいにしていきたい」とあいさつしました。

 立命館大学教授の春日井敏之さんが「つながって生きるということ〜子ども・青年の自己形成と支援」と題して記念講演。12の分科会、基礎講座、当事者・青年・子どもたちの“ひろば”などが開かれました。

 相談員をしているという女性(49)=兵庫県=は初参加。「わが子も中学3年間不登校を経験しました。いろんな選択肢はあるし、いくらでも仕切り直し、学び直しはできることを知らせていきたい」と話していました。

 2日目の3日は、引き続き12の分科会や「おわりのつどい」が開かれます。


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