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2014年7月10日(木)

建設費9兆円 破たんなら国民負担も

リニア計画の問題点指摘

ネット番組で辰巳参院議員

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(写真)リニア中央新幹線の問題について語る辰巳孝太郎参院議員(「J―CASTテラポリティクス」から)

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は8日、J―CASTニュースが配信するインターネット番組「J―CASTテラポリティクス」に出演し、JR東海が進めるリニア中央新幹線計画の問題点を指摘しました。

 辰巳氏は、リニア計画の概要についてのパネルを示し「東京―大阪間で9兆円というばく大な建設費がかかる」と強調。実際には建設費が大幅に膨らみ、破たんすれば国民の負担になる危険性も明らかにしました。

 リニアの必要性について辰巳氏は、現状でも東海道新幹線の利用率は約6割で、余裕があることを指摘。東海道新幹線は大規模改修工事中も運休しておらず、代替路線の確保を口実にリニア建設を進める矛盾を浮き彫りにしました。

 環境への影響についても、騒音や地下水の枯渇、建設残土を運搬するトラックによる環境破壊など数々の懸念が出されていることを示し、大阪までの建設に税金投入が狙われるもとで「国会に差し戻して議論すべきだ」と主張しました。

 ナビゲーターの竹内翔氏も「そもそもリニア新幹線は必要なのか」と視聴者に疑問を投げかけました。

 番組は、J―CASTニュースのサイトから視聴できます。


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