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2014年6月30日(月)

座り込み7周年

米軍ヘリ着陸帯建設反対 報告集会開く

沖縄・東村

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(写真)ヘリパッドを押し付ける政府に立ち向かい、団結がんばろうを三唱する集会参加者=29日、沖縄県東村

 「やんばるの森」の貴重な自然や生活環境を脅かす米軍ヘリ着陸帯(パッド)建設を許さないと、沖縄県東村高江の住民らが座り込みを続けて7周年を迎え、報告集会が29日、同村で開かれました。住民や県内外から約450人が集まりました。

 「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐真次さん(52)があいさつ。県統一連の瀬長和男事務局長は、ヘリパッド建設と名護市辺野古での米軍新基地建設のための海底ボーリング調査が7月下旬にも「同時着手」されるとの地元紙報道に言及。「両方とも工事強行させない。11月の知事選で、新基地ノーを主張する新しい知事を誕生させよう」と呼びかけました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、政府が「負担軽減」を口実に新基地やヘリパッドを押し付ける基地・訓練の県内たらい回し策について批判。「高江には全国的な支援が広がっている。“まやかしの負担軽減策”を打ち破ろう」と呼びかけました。

 国が住民の座り込みを弾圧した訴訟で、住民側弁護団団長を務めた池宮城紀夫弁護士は、伊佐さんを“違法”と弾圧した司法判断に屈せず、「高江のたたかいは終わらない。われわれも弁護団を維持・強化してたたかう」と力を込め、拍手が起こりました。

 面積の8割以上を米空軍基地が占める嘉手納町で育った沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんの熱唱や、高江の女性たちによるフラダンスが披露されました。


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