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2014年6月28日(土)

「不正義に負けない」

日航解雇撤回原告団 最高裁へ決起集会

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(写真)たたかう決意をする日航労働者と支援者たち=26日夜、東京都内

 日本航空に解雇撤回を求めて裁判をたたかう原告団(パイロット・山口宏弥団長、客室乗務員・内田妙子団長)と国民支援共闘会議は26日夜、職場復帰を勝ち取ろうと東京都内で決起集会を行いました。会場からあふれる500人が参加し、解雇を容認した東京高裁の不当判決をはね返そうと決意しました。

 東京高裁判決は、人員削減目標を超過達成していたことを原告側が立証し、会社側は反論できなかったのに、会社を勝たせました。会社による解雇回避努力の約束違反も無視しました。パイロット64人、客室乗務員71人が最高裁に上告しました。

 開会あいさつで全労連の大黒作治議長は「高裁判決は、事実にふたをした。解雇者の深刻な実態に目をそらし、空の安全を軽視した」と批判。上条貞夫弁護団長は「裁判所自ら訴訟手続きのルールを破って無理やり会社を勝たせた。安倍晋三政権の雇用破壊、憲法破壊とのたたかいと結合して運動を広げよう」と呼びかけました。

 日航キャビンクルーユニオン(CCU)の古川麻子委員長と日航乗員組合の田二見真一委員長が、職場のなかから空の安全を守り、解雇を撤回させるたたかいをつくると強調しました。

 客室乗務員の内田妙子団長は「全国の判決報告集会で励まされています。不正義に負けない。許したら、空の安全は守れない」と強調。パイロットの山口宏弥団長は「判決は、労働者をモノ扱いしている。こんなことは許せない。署名を徹底して広げてほしい」と呼びかけました。

 日本共産党の穀田恵二衆院議員が参加しました。


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