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2014年6月27日(金)

比例制中心に議論を

参院選挙制度協 井上氏が提起

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 参院選の「1票の格差」を是正するために協議を続けている参院選挙制度協議会が26日、国会内で開かれました。

 これまでの協議では、脇雅史座長(自民党参院幹事長)が22府県を合区して「格差」を2倍以内に抑えることを柱とした「座長案」を示しています。

 この日の協議で、各党が「座長案」についての党内議論の状況や考え方を表明。日本共産党の井上哲士参院幹事長は、「『1票の格差』是正と、多様な民意を正確に反映させる点から、2010年に西岡武夫参院議長(当時)が提示した比例代表制(ブロックごと)をたたき台に議論すべき」と述べました。

 脇氏は、現行の全国比例代表制と選挙区制度の2本立てを維持することを前提に議論を進めてはどうかと表明しました。

 脇氏はまた、現行の都道府県議会の選挙区割りの考え方を参院にあてはめれば、最大2・6倍の格差になることを紹介しながら、2010年参院選挙(最大格差5倍)を「違憲状態」とした12年10月の最高裁判決が許容する「格差」はどういう内容なのか、「今後協議会で議論を深める必要がある」と発言。各会派内で検討するように求めました。


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