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2014年6月19日(木)

秘密会設置法案成立狙う

参院議運委理 仁比氏、審議入りに反対

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 自民、公明両党は18日の参院議院運営委員会理事会で、衆参両院に秘密会を常設する秘密会設置法案(国会法改定案)について19日の委員会付託を提案しました。これを受け岩城光英委員長は19日の委員会開催を決定。通常国会(会期末22日)最終盤になって議会制民主主義の根幹に関わる重大法案をわずかな審議で成立させようとしています。

 与党提案の日程は、19日の議院運営委員会で発議者(自公)への質疑を3時間、20日に参考人質疑と対政府質疑を各2時間行うというもので、計7時間の審議で採決、成立を狙っています。

 日本共産党の仁比聡平理事は、昨年の臨時国会最終盤で与党が秘密保護法を強行した際も、公聴会開催を前日に決めるなど乱暴な運営を繰り返した経緯をあげ、「議院運営委員会こそ国会のルールを重んじる場所だ。秘密法の愚を繰り返すな」と批判し、審議入りに反対しています。

 与党は今国会成立を強行する姿勢を崩しておらず、平日の会期最終日となる20日は審議が深夜にもつれこむ可能性も出ています。


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