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2014年6月6日(金)

大学自治破壊法案 許さない共同へ

日本私大教連と意見交換

宮本衆院議員 国会情勢を報告

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(写真)日本私大教連と懇談する宮本議員(左から4人目)=4日、国会内

 日本共産党の宮本岳志衆院議員は4日、国会内で日本私立大学教職員組合連合(日本私大教連)の田中直書記長らに、党の発表したアピール「『学問の自由』を脅かす大学自治破壊法案を許さない共同をよびかけます」を手渡し、学校教育法の改悪案について意見交換しました。

 宮本氏は、6日にも衆院文部科学委員会で同法案の採決をねらう動きが強まるなど、緊迫した国会情勢を報告しました。

 田中書記長らはまず、宮本議員が今年3月の文部科学委員会で、私立学校法改悪案に反対の論陣をはったことに謝意を述べ、ひきつづき私立大学の公共性を高める日本私大教連提案の改正案にもとづく論戦を要望しました。

 そのうえで、この日、国会審議を傍聴した感想を語りました。同教連政策委員会の野中郁江氏は「私立大学は多様であるべきだが、法案が通ってしまうと、法律と異なる大学づくりはダメとされるなど多様さが損なわれかねない」と指摘。田中書記長は「法案では、教授会の審議権の実質は、ほとんどないに等しい」と述べ、反対を表明しました。

 宮本氏は「廃案に向けてともに頑張りましょう」と激励し、固い決意を表明しました。


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