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2014年5月18日(日)

医療・介護は深刻

小池副委員長が強調

「とことん共産党」

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(写真)医療・介護問題で語り合う(左から)小池晃副委員長、医師の本田宏さん、司会の朝岡晶子さん

 「生放送! とことん共産党」が16日夜、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で放送されました。本田宏医師(済生会栗橋病院院長補佐)をゲストに迎え、「日本の医療・介護を考える」をテーマに小池晃副委員長と司会の朝岡晶子さんが語り合いました。

 番組では冒頭、15日の衆院本会議で可決された医療・介護総合法案について、わずかな審議時間で19本の法律を一括して改悪する異常さを浮き彫りにしました。

 小池氏は▽急性期の病床を大幅に削減する▽要支援者を介護保険サービスから外す―など同法案の問題点を解説し、「日本の医療と介護を大きく変えてしまう大改悪法案だ」と強調しました。

 本田氏は「日本の医療費国庫負担は先進国最低に抑制され、個人負担は先進国で最高となっている」などの現状を紹介。医師不足で救急患者の「受け入れ不能」が生じるなど現場の深刻な実情を語りました。

 1984年までサラリーマンが医療機関を受診した際の自己負担割合を問う視聴者アンケートでは、「1割」「2割」「無料」の3択で、46・5%が「1割」と回答。正解の「無料」を選んだのは38・4%でした。

 小池氏は「(経済活性化や雇用拡大につながる)医療・介護に回す予算は、消えてなくなるものではない」と述べ、社会保障を“コスト”とみなして84年から削減し続けてきた政府を厳しく批判しました。

 本田氏は「医療の質を上げるためには、最低でも先進国並みの医療費(国庫負担)が必要だ」とあらためて強調しました。

 「赤旗ナイト」のコーナーには、「しんぶん赤旗」政治部の中祖寅一記者が出演し、連載「北東アジア平和協力構想」の韓国取材について報告。「紛争があっても武力で解決しないというのが、アジアの本流になっている」と実感を込めて語りました。


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