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2014年5月14日(水)

“希代の悪法 廃案に”

学校教育法「改正」 教職員ら反対集会

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 尾池和夫京都造形芸術大学学長、内田樹神戸女学院大学名誉教授ら11人が呼びかけた「学校教育法改正に反対するアピール署名をすすめる会」は13日、審議入り目前の学校教育法・国立大学法人法の「改正」に反対する緊急院内集会を開き、国会議員要請行動を行いました。教職員ら約50人が参加しました。

 日本私立大学教職員組合連合会の丸谷肇中央執行委員長(鹿児島国際大学教授)は、教授会から大学の重要事項を審議する権限を取り上げる改悪案について、「教授会が入学と卒業の入り口と出口に意見を言うだけで、学生たちにどう教えていくのかにかかわれない。大学の教育そのものを否定する大学にとって希代の悪法をとりつぶしたい」とあいさつしました。全国大学高専教職員組合の長山泰秀書記長が、4月7日に発表した反対のアピール署名が13日現在、3787人に広がっていると報告しました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員が「この法案には大変な問題があると言っている与党議員もいる。徹底した審議で、会期末時間切れで廃案においこめる可能性もある。反対の一点での共同を思い切って広げていきたい」と話し、田村智子参院議員が「トップダウンが強まっている。学術研究分野が国策にひきずりまわされる危機的状況。廃案に追い込みたい」とあいさつしました。日本教職員組合と全日本教職員組合の代表が連帯のあいさつをしました。


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