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2014年5月11日(日)

南シナ海「深刻な懸念」

ASEAN外相会議共同声明「平和手段で解決を」

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 【ネピドー=松本眞志】ミャンマーの首都ネピドーで東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を前に開催された外相会議は10日、「現在進展している南シナ海域での緊張の高まりについて、深刻な懸念」を表明する共同声明を発表しました。

 声明では「国連海洋法条約を含む国際法の原則に従い、域内における平和と安定を損なう行動を避け、武力による脅迫あるいはその使用に訴えずに平和的手段で紛争を解決することを、すべての関係国に呼び掛ける」と訴えました。

 また、「南シナ海における平和と安定の維持」とともに、「南シナ海に関するASEANの六つの原則、南シナ海行動宣言10周年を記念して公表された第15回ASEAN中国共同声明の重要性を再度確認した」と強調。DOCにかかわるすべての関係国が相互信頼の環境を醸成するために、DOCの完全かつ効果的な実践、南シナ海行動規範の早期実現に向けて迅速に行動することを呼び掛けました。


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